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  1. [昭和] ガメラ・シリーズ
  2. 大怪獣ガメラ (昭和40年・1965)
  3. 大怪獣決闘 ガメラ対バルゴン (昭和41年・1966)
  4. 大怪獣空中戦 ガメラ対ギャオス (昭和42年・1967)

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2007年09月07日

[昭和] ガメラ・シリーズ

B00005NO4Lガメラ THE BOX 1965-1968
特撮(映像)
徳間ジャパンコミュニケーションズ 2001-10-11

大怪獣ガメラ (昭和40年・1965)
大怪獣ガメラ
→ 『大怪獣ガメラ』の"レビュー&ストーリー"はコチラへ

大怪獣決闘 ガメラ対バルゴン (昭和41年・1966)
大怪獣決闘 ガメラ対バルゴン
→ 『大怪獣決闘 ガメラ対バルゴン』の"レビュー&ストーリー"はコチラへ

大怪獣空中戦 ガメラ対ギャオス (昭和42年・1967)
大怪獣空中戦 ガメラ対ギャオス
→ 『大怪獣空中戦 ガメラ対ギャオス』の"レビュー&ストーリー"はコチラへ

ガメラ対宇宙怪獣バイラス (昭和43年・1968)
ガメラ対宇宙怪獣バイラス
見るまに二倍、四倍、三十二倍!スーパーキャッチ光線で地球を吸い込む大怪獣!
危機一髪、でるかガメラの宇宙投げ!

[スタッフ&キャスト]
製作:永田秀雅/企画:藤田昌一、仲野和正/脚本:高橋二三/監督:湯浅憲明
出演/島田伸彦:本郷功次郎、中谷正夫:高塚徹、ジム・モーガン:カール・クレイグ・ジュニア、中谷マリ子:八重垣路子、青山順子:渥美マリ/柴田正子:八代順子、トビー博士:ピーター・ウィリアムス、自衛隊司令官:藤山浩二、正夫の父:北原義郎、ジムの父:高田宗彦、ジムの母:メリー・ムロース、ボーイスカウト:篠田三郎、稲妻竜二、医者らしい男A:橋本力


ガメラ対大悪獣ギロン (昭和44年・1969)
ガメラ対大悪獣ギロン
謎の第十惑星があやつる、すごい威力の大悪獣!
地球があぶない!がんばれガメラ、逆転作戦開始せよ!

[スタッフ&キャスト]
製作:永田秀雅/企画:仲野和正/脚本:高橋二三/監督:湯浅憲明
出演/明夫:加島信博、友子:秋山みゆき、トム:クリストファ・マーフィー、フローベラ:笠原玲子、バーベラ:甲斐弘子、近藤巡査:大村崑、エルガ:イーデス・ハンソン、邦子:浜田ゆう子、志賀博士:船越英二、新聞記者A:夏木章、新聞記者B:中田勉


ガメラ対大魔獣ジャイガー (昭和45年・1970)
ガメラ対大魔獣ジャイガー
万国博会場に大魔獣ジャイガーが暴れこむ!
こんなことが許せるか!たのむぞガメラ
極超音波に気をつけろ!

[スタッフ&キャスト]
製作:永田秀雅/企画:仲野和正/脚本:高橋二三/監督:湯浅憲明
出演/北川弘:高桑勉、トミー:ケリー・バリス、スーザン:キャサリン・マーフィ、沢田圭介:炎三四郎、万国博警備員キャップ:平泉征、北山みわ子:八代順子、北山良作:大村崑、ウイリアム:フランツ・グレーベル、エレン:マーリズ・ヘリー


ガメラ対深海怪獣ジグラ (昭和46年・1971)
ガメラ対深海怪獣ジグラ
地球征服にやってきたジグラ!
チビッ子の声援で迎え撃つガメラ!深海で、空中で、世紀の大激突!

[スタッフ&キャスト]
製作:永田秀雅/企画:斉藤米二郎/脚本:高橋二三/監督:湯浅憲明
出演/石川健一:坂上也寸志、ヘレン・ウォレス:グロリア・ゾーナ、マージ・ウォレス:アーリン・ゾーナ、石川弘子:坪内ミキ子、トム・ウォレス:藤山浩二、石川洋介:佐伯勇、石川れい子:笠原玲子、仁右衛門:吉田義夫、女性X:八並映子


宇宙怪獣ガメラ (昭和55年・1980)
宇宙怪獣ガメラ
宇宙最強のスーパーモンスターがやってきた!
怪獣と巨大宇宙船の激突!スリルと興奮の特撮超大作!

[スタッフ&キャスト]
製作:大葉博一/企画:徳山雅也/脚本:高橋二三/監督:湯浅憲明
キララ:マッハ文朱、マーシャ:小島八重子、ミータン:小松蓉子、木下圭一:前田晃一、ギルゲ:工藤啓子、圭一の母:高田敏江


B000CEGVJSガメラ生誕40周年記念 Z計画 DVD-BOX
湯浅憲明 田中重雄 金子修介
角川エンタテインメント 2006-08-31

(作成中)


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2007年09月08日

大怪獣ガメラ (昭和40年・1965)

B000UABX60大怪獣ガメラ [DVD]
角川エンタテインメント 2007-10-26

ジェット機をたたき落とし、東京タワーをわし掴み、火を吐いて空を飛ぶ世紀の大怪獣

 怪獣映画の記念碑的作品『キングコング』(米、1933年 - 日本公開 昭和27年・1952)、東宝がゴジラを製作する切っ掛けになった『原子怪獣現わる』(米、1953年 - 日本公開 昭和29年・1954)など、数多くの海外特撮映画を日本で配給してきた大映が自社製作の特撮映画で初めて興行的な成功を収めることに成功した特撮怪獣映画シリーズの第1作。

 海外特撮映画の国内配給での反応の良さ、東宝作品を中心にした"特撮映画ブーム"を目のあたりにして大映も早くから『虹男』、『透明人間現る』(共に昭和24年・1949)、『宇宙人東京に現わる』(昭和31年・1956)などの特撮映画を手掛けていましたが、東宝作品程のヒット作も無く、思うような興行収入も得られないまま大映での特撮映画制作は徐々に下火へ。そして昭和40年代に入って迎えた空前の"怪獣ブーム"に合わせて製作された本作『大怪獣ガメラ』も充分な予算がかけられておらず、東宝特撮怪獣映画が既に昭和31年の『空の大怪獣ラドン』以降カラー作品になっていたのにも拘らず、『大怪獣ガメラ』は白黒のフィルムを使用した低予算ゆえのモノクロ作品になっています。

 映画の内容は第1作『ゴジラ』(昭和29年・1954)と同様、核の影響により怪獣が現れて都市を破壊して人類に多大な被害をもたらし、人類の存亡をかけた対怪獣攻防戦が繰り広げられるという内容。但し、ガメラの場合はゴジラ映画との差別化を図るため"子供の味方"という性格付けがされており、本作では中途半端な表現に終わるものの、後の作品(3作目『ガメラ対ギャオス』以降)では良くも悪くもガメラ映画の大きな特徴となっていきます。
 子供の好きな亀をモデルにデザインされ四肢から火炎を発して空を飛ぶガメラは一躍人気怪獣となり、"子供が見たがれば大人もついて来る"という観客動員的な狙い通り、ガメラ・シリーズは東宝ゴジラ・シリーズと並ぶ人気怪獣特撮シリーズとなります。しかし、"子供の味方"をアピールする為にガメラ・シリーズではゴジラ以上の擬人化がなされ、特に後期作品では大映の経営悪化からの更なる低予算化もあり、昭和ガメラ・シリーズ全作品に関わった湯浅憲明監督の苦労が偲ばれるものの映像的にも内容的にも後年の鑑賞が厳しいお子様向け映画化されていく事になります。
 また、人類の敵、完全な恐怖の対象としてガメラが描かれ怪獣映画の醍醐味である都市破壊を行うのも本作が最初で最後。ラストでガメラを第1作『ゴジラ』の様に人類の兵器で抹殺してしまうのではなくガメラをロケットに乗せて宇宙に飛ばしてしまうというのは、昭和29年(ゴジラ)から昭和40年(ガメラ)への時代の変化とガメラ・シリーズを通して醸し出されているガメラ独特なカラーが感じられます。

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[大怪獣ガメラ - ストーリー]
 日高教授(船越英二)を中心とする調査隊は北極圏でエスキモーの伝説を調べていたが、あるエスキモー村で古代アトランティスから伝わった北極海に眠る巨大な亀の言い伝えが刻まれた石版を発見する。
 その頃アメリカ軍は北極圏上を飛ぶ国籍不明の戦闘機隊を発見、空中戦の末に1機を撃墜する。しかし、戦闘機には核が搭載されており、北極の氷上には巨大なキノコ雲が立ち上がった。核の強力な破壊力は北極の氷を溶かし、巨大な氷山を粉砕、そしてキノコ雲の下から巨大な亀、伝説の怪獣・ガメラが出現する。地上に現れたガメラは調査隊の観測船ちどり丸を破壊しつくして海に消え、何とか難を逃れた日高教授達は辛くも帰国を果たす。
 北極から南下したガメラは北海道の襟裳岬に上陸。破壊の限りを尽くすガメラだったが、何故か逃げ遅れた俊夫少年(内田喜郎)を崩れかけた灯台から救い、ガメラは地熱発電所のエネルギーを求めて去って行った。
 日高教授は地熱発電所の強力な電圧でガメラを感電死させることを発案、実行に移されるが、ガメラには効果なく、ガメラは破壊した発電所の燃え上がる炎を喰らい益々パワーを増大させた。北大古生物学の村瀬教授(浜村純)を加えた対策会議が行われ、日高教授は熱の力で強大な力を持つガメラに対して、反対にガメラの弱点は冷気であると判断。自衛隊が開発した冷凍爆弾による攻撃が実施されることとなる。冷凍爆弾の攻撃で凍らせ、ガメラを崖から落として仰向けにさせる作戦は見事に成功。10分しか効力の無い冷凍爆弾の効果が切れても仰向けの亀は動けないまま餓死すると喜びに沸く人々。しかし、ガメラは頭、手足を甲羅の中に引っ込めると四肢の部分から炎を噴射して浮き上がり、唖然とする人々の前から飛び去ってしまうのだった。
 ガメラをガメラ襟裳岬襲撃の際にいなくなってしまった自分が飼っていた亀の生まれ変わりと信じる俊夫少年は、日高教授達にガメラを殺さないように訴えるが、既に多くの犠牲者を出していたガメラ抹殺に苦心する大人達には俊夫少年の声は届かなかった。。。。


スタッフ&キャスト
企画:斎藤米二郎/脚本:高橋二三/監督:湯浅憲明/特撮監督:築地米三郎
出演/日高:船越英二、京子:霧立はるみ、青柳:山下洵一郎、俊夫:内田喜郎、信代:姿美千子、桜井:北原義郎、村瀬:浜村純

(2006/11/23)

B0024DGNGG大怪獣ガメラ [Blu-ray]
角川エンタテインメント 2009-07-24

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2007年09月20日

大怪獣決闘 ガメラ対バルゴン (昭和41年・1966)

B000UABX8I大怪獣決闘 ガメラ対バルゴン [DVD]
角川エンタテインメント 2007-10-26

一瞬に大阪市街を焼きつくすガメラか!
ひと吹きで大阪城を凍らすバルゴンか!
琵琶湖水中の大激突!

 『大怪獣ガメラ』(昭和40年・1965)が昭和40年度の大映作品興行成績第1位を収めるほどの大ヒットを記録したことにより、急遽シリーズ化が決定した大映特撮怪獣映画ガメラ・シリーズの2作目。
 大映制作の特撮映画で初めてヒットした『大怪獣ガメラ』の続編ということもあり、以後のガメラ・シリーズを含めても最も予算がかけられた作品。前作で監督を務めた湯浅憲明監督が特撮監督に回り、サスペンス映画などを得意とする大映のベテラン田中重雄を監督に迎え、東宝同様に本編と特撮の2班体制を組んだガメラ・シリーズ随一の豪華な布陣で製作されており、"秘境探検物"としてのリアルで重厚な人間ドラマ部分と鮮やかな虹色の光線を発するバルゴンとガメラの"2大怪獣の戦い"を描く特撮部分がガメラ・シリーズ最高の出来を誇ると共にその2つが絶妙のバランスで共存する大映の怪獣映画としてだけでなく、特撮怪獣映画史上に残る傑作の1つです。


 観客として青年以上の年齢層を想定して製作された『大怪獣決闘 ガメラ対バルゴン』は特撮怪獣映画として高い評価を得て興行収入的にも成功を収めたものの、低年齢層を中心とした"怪獣ブーム期"の特撮怪獣映画としては子供には理解し難い人間ドラマ部分の複雑な人間関係、ガメラが欲に駆られた人間達とバルゴンの騒動に言わば巻き込まれた形で登場するというガメラの存在感の薄さ、子供が喜ぶ怪獣登場シーンが少ないなどの反省から次作『大怪獣空中戦 ガメラ対ギャオス』(昭和42年・1967)以降、徐々に映画に登場する子供主導で子供にも分かりやすいストーリーが展開する純粋なる子供向け映画に特化して行くことになりますが、それ故にリアルな大人の人間ドラマを描き、充分な予算をかけた特撮シーンをふんだんに盛り込んで本格的な怪獣映画を目指した本作『大怪獣決闘 ガメラ対バルゴン』は、シリーズ内でも例外的な作風を持った作品となり、後年の大人の鑑賞に耐えうる昭和ガメラ・シリーズ唯一と言っても良い程の特撮怪獣映画となっています。また、前作『大怪獣ガメラ』で壊れかかった灯台から子供を助けるという"子供好き"の一面を早くも見せていたガメラですが、上記した様に対象年齢を高めに設定した本作では一転してガメラ・シリーズで唯一の子供が登場しない作品になっています。

 本作におけるガメラのポジションは前作『大怪獣ガメラ』での破壊の限りを尽くす"人類の敵"的な悪のイメージは薄れ、『ガメラ対ギャオス』以降の"子供の味方"、"人類を守る地球の守護神"といった完全なる善側でもない、本能のまま破壊し本能のまま敵怪獣と戦うという善悪には関係の無いポジション。人間ドラマ部分にも重きを置いた特撮怪獣映画としてはガメラがバルゴンを倒してしまっては人間ドラマ部分の印象が薄れてしまうし、反対に人間がバルゴンを倒すという話にしてしまっては2大怪獣の対決、ガメラの登場自体が物語の本筋からは意味の無いエピソードのになりかねず、物語のバランスを取る為にはこういったポジションにガメラを置かざるを得なかったのではないかと思われますが、ガメラも人間側も意図していたわけではないとは言え最終的には協力してバラゴンを倒した形になっているのは物語として意外にまとまっており、制作側の苦心のストーリー展開が上手く成功しているのではないかと思います。また、ある意味で特撮怪獣映画がシリーズ化する上で通らざるを得ない道、ゴジラ・シリーズが通ってきた道をガメラも辿ったととも言えますし、奇遇にも『大怪獣決闘 ガメラ対バルゴン』と翌年の『大怪獣空中戦 ガメラ対ギャオス』は同年に制作された東宝『ゴジラ・エビラ・モスラ 南海の大決闘』(昭和41年・1966)での巻き込まれた形でのゴジラ登場に近い展開になっています。
 個人的にはこの時期のゴジラ・シリーズとガメラ・シリーズを比較すると特撮怪獣映画としての出来は『大怪獣決闘 ガメラ対バルゴン』の方が上ではないかと思われ、本作(昭和41年)と翌年(昭和42年)の『大怪獣空中戦 ガメラ対ギャオス』(昭和42年・1967)に限っては特撮映画の分野で東宝に敗北を続けた大映が(興行成績云々は別として単純に特撮怪獣映画としての面白さにおいて)遂に特撮怪獣映画の代名詞ゴジラ・シリーズを超えた年になったと言っても良いのではないでしょうか。
*但し、同年東宝には『フランケンシュタインの怪獣 サンダ対ガイラ』(昭和41年・1966)という公開時には興行的に苦戦してゴジラ・シリーズ、ガメラ・シリーズほどの成功は収められなかったものの、公開後から年月を経るほどに評価が高くなっていった本格派特撮怪獣映画の名作があります。

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[大怪獣決闘 ガメラ対バルゴン - ストーリー]
 ガメラ日本襲撃から半年。"Zプラン"によって宇宙空間に追放された"ガメラ"を乗せたロケットが隕石に激突。宇宙空間でも生き延びる驚異的な生命力を持ったガメラは破壊されたロケットから脱出して、地球生物の本能によって地球へ向かって飛び立った。ガメラは"お礼参り"のごとく日本に舞い戻って黒部ダムを破壊しつくし、より大きな熱エネルギーを求めて赤道の火山帯へと去っていった。

 一方その頃、戦時中にニューギニアの洞窟で卵大のオパールを発見していながら持ち帰ることが叶わなかった平田一郎(夏木章)はオパール回収計画を企て、足を痛めている自分の代わりに弟の圭介(本郷功次郎)、船乗りの川尻(早川雄三)、そして遊び人の小野寺(藤山浩二)を計画に引き込んで3人をニュージーランドへと向かわせた。
 川尻の手引きであわじ丸に乗り込んだ3人はニュージーランドに到着し、秘境の村で風土病を研究する松下博士(菅井一郎)と助手のカレン(江波杏子)と出会う。村民達の反対にも拘らず禁断の森に向かった3人は洞窟内で一郎が戦時中に隠したオパールを発見することに成功するが川尻は猛毒を持つサソリに刺され死亡。そしてオパールを独り占めすることを目論んだ小野寺は圭介を洞窟内に残したまま洞窟を爆破して一人帰国の途に着いた。

 小野寺が肌身離さず持っていたオパールは、小野寺があわじ丸の船中で受けていた水虫治療の赤外線照射に反応。そして日本到着まで後僅かに迫ったある日、毎日のように赤外線を浴びていた虹色のオパールの中からトカゲのような生物が現れた。皆がオパールだと思っていた宝石は怪獣"バルゴン"の卵だったのだ。浴び続けた赤外線の影響により急激に巨大化したバルゴンはあわじ丸を沈め、そのまま日本へと向かい神戸港に上陸した。
 バルゴンの発する冷凍光線は神戸、大阪の街を氷結させ、背中の背びれから放射される虹色の光線は防衛隊を全滅させた。虹色光線のエネルギーに引き寄せられてガメラも再び日本へ飛来し、炎の怪獣"ガメラ"と氷の怪獣"バルゴン"は大阪城を舞台に激しい戦いを繰り広げるが、ガメラはバルゴンの強力な冷凍光線によって氷漬けにされてしまう。

 小野寺によってニュージーランドの洞窟に閉じ込められていた圭介はカレンの助けにより洞窟を脱出。宝石は千年に一度現れる怪獣バルゴンの卵であり、好物とするダイヤモンドなどの宝石類で誘導して唯一の弱点である水中に沈めてしまうしか撃退方法が無いことを知る。
 圭介とカレンはバルゴン誘導用の大きなダイヤモンドを携えて帰国し、対策本部でバルゴンが水に溶けてしまうことを報告。直ちに対策本部でバルゴンを琵琶湖に誘導する計画が練られ、バルゴン誘導作戦が開始された。。。。
 


スタッフ&キャスト
製作:永田雅一/企画:斎藤米二郎/脚本:高橋二三/監督:田中重雄/特撮監督:湯浅憲明
出演/圭介:本郷功次郎、カレン:江波杏子、平田一郎:夏木章、小野寺:藤山浩二、川尻:早川雄三、自衛隊司令官:見明凡太朗、警視総監:伊東光一、大阪府知事:高村栄一、松下:菅井一郎、船医:藤岡琢也、天野教授:北原義郎

(2006/11/28)

B0024DGNGQ大怪獣決闘 ガメラ対バルゴン [Blu-ray]
角川エンタテインメント 2009-07-24

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2007年09月25日

大怪獣空中戦 ガメラ対ギャオス (昭和42年・1967)

B000UABXAG大怪獣空中決戦 ガメラ対ギャオス [DVD]
角川エンタテインメント 2007-10-26

人喰いギャオスが殺人音波で帰ってきたぞ!
つっこめガメラ火炎噴射のマッハ3で体あたりだ!

 『大怪獣ガメラ』、『大怪獣決闘 ガメラ対バルゴン』に続くガメラ・シリーズ第3作。前2作のヒット、過熱する怪獣ブームの影響により、更に娯楽性の強いファミリー映画としての性格が強化された作品です。低年齢層を意識した怪獣映画としては珍しいテーマ・ソング"ガメラの歌"(ひばり児童合唱団)も本作エンディングで登場。
 ガメラは本作品から人類の味方"完全なる善の怪獣"として描かれ、その分敵役であるギャオスは残虐性の強い凶悪な"完全なる悪の怪獣"として描き勧善懲悪の強い構図となっています。また、本作から営業戦略として各種少年誌とのタイアップによる露出など、現在でいうメディア・ミックスが行われ、"子供の味方・ガメラ"を主要観客層である子供達に充分にアピールすることに成功して大ヒットを記録。東宝ゴジラ・シリーズと並ぶ堂々たる特撮怪獣映画としてのポジションを確立しました。


 『ガメラ対バンパイヤー』として企画された初期段階の吸血怪獣という怪奇的な設定を残した鋭角的なフォルムを持つ翼竜怪獣ギャオスは、血を求めて超高速で飛び回って人を食うという残虐さから低年齢の観客層に極めて強烈なインパクトを与え、"ガメラの宿敵"としてガメラ・シリーズ随一の人気怪獣となり、映画、及びテレビ映画に登場する怪獣の中でも最も有名な怪獣の一つになりました。作品の完成度、面白さでは『大怪獣決闘 ガメラ対バルゴン』には劣るものの、ガメラ・シリーズの代表作として『大怪獣空中戦 ガメラ対ギャオス』が挙げられることが多いのは、大人の鑑賞に堪えつつも子供向け映画としても成立しているバランスの良さに加え、ひとえに人気怪獣ギャオスの登場に因るところが大きいと思われます。
 背骨が喉の辺りから二枝に分かれて音叉のような働きをして超音波メスを発する反面、首が回らないため背後が死角になる、火を嫌う性質から黄色い霧のような消化液を噴射する、飛行時の戦闘機を思わせるデザインと尾翼の役割を果たす形状を持つ尻尾など、ギャオスの数々の設定は怪獣映画としてのリアリティ、デザイン的な格好良さなど、悪の象徴として描かれたギャオスを一段と魅力的なものにしているとともに、ギャオスの持つ弱点やデザインは死角の背後からギャオスを襲うガメラ、ガメラとのスピード感のある空中戦時などで2大怪獣の対決に面白味を加え、紫外線に弱いというギャオスの弱点も人間対ギャオスという攻防戦においてストーリーに一段と膨らみを持たせる効果に繋がり、特撮怪獣映画としての面白さを更にスケール・アップさせています。

 本作で悪の怪獣ギャオスを倒して"正義の味方"、"子供の味方"という存在を子供達にアピールしたガメラは、子供主導でストーリーが進む完全なる子供向け映画へと移行。また、次作以降はアメリカへのテレビ放映用作品としての販売を前提に製作され、アメリカ人の子役の出演、米テレビ規制を意識した勧善懲悪化が更に進むことになります。

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[大怪獣空中戦 ガメラ対ギャオス - ストーリー]
 富士山麓の村では堤志郎主任(本郷功次郎)を中心とする道路公団の建設作業員達と村長・金丸辰衛門(上田吉二郎)を始めとする村民達の間で高速道路建設の土地の売買をめぐって対立が続いていた。そんなある日、徐々に活動が活発化していた富士山が噴火、その炎のエネルギーに引き寄せられて"ガメラ"が飛来する。村長の孫・英一(安部尚之)は取材で村を訪れた新聞記者の岡部(三夏信)を案内して山中に入るが、突如現れた蝙蝠のような翼を持つ巨大怪獣に襲われる。英一の危機に現れたガメラは、翼竜怪獣の発する超音波光線に苦しめられて傷を負いながらも、何とか怪獣を追い払うことに成功。英一を怪獣から守ったガメラは英一を背中の甲羅に乗せて町まで飛び、英一は堤志郎の機転によりガメラの甲羅から救出された。

 英一によって"ギャオス"と名付けられた怪獣に対して自衛隊の戦闘機が出動するが、ギャオスの超音波メスにより切断、次々と撃墜された。しかし、英一の「ギャオスは夜にしか現れない」という疑問から「ギャオスは太陽に弱い」と推測した堤志郎はギャオス対策本部に光を利用した対策を提案する。
 そしてある夜、遂に富士山麓の巣を飛び出したギャオスは名古屋を襲撃する。高速で飛ぶギャオスの巻き起こす衝撃波と超音波メスは名古屋の町を破壊。そこに再びガメラが現れて名古屋市街上空で2大怪獣の空中戦が展開される。ギャオスの胸部から噴射された消化液によってジェット噴射を消されたガメラは伊勢湾に落下するが、ギャオスの足に噛み付いて反撃。次第に日の出を迎え、苦しむギャオスは超音波メスで自らの足を切断、富士山麓の巣へと逃げ戻り、深手を負ったガメラは傷をいやすために海中へと沈んだ。

 ギャオスが太陽光線に含まれる紫外線に弱いことが明らかとなり、対策本部ではギャオスが好物とする血液でギャオスを誘き寄せて捕獲、夜明けまで足留めして紫外線を浴びせる作戦を立案。それに伴いホテルの最上階にある回転レストランに人工血液を集めた巨大なプールが設置された。ギャオスを誘き寄せる作戦は成功し、展望レストランの回転により目を回したギャオスはレストランに取り付いたまま動けなくなってしまう。しかし、夜明けまであと僅かというところで発電所がオーバーロードにより出火、電力の供給を絶たれた展望レストランの回転が停止。自由になったギャオスは飛び立ち、作戦は失敗に終わってしまった。
 孫の純真な心に打たれた村長の金丸は、策の尽きた対策本部に対して、自分の所有する山林に火を放って炎のエネルギーを求めるガメラを引き寄せ、火を嫌って消化液で炎を消しに現れるギャオスと再び戦わせる作戦を提案するのだった。。。。


スタッフ&キャスト
製作:永田秀雅/企画:仲野和正/脚本:高橋二三/監督:湯浅憲明
出演/堤志郎:本郷功次郎、金丸辰衛門:上田吉二郎、金丸すみ子:笠原玲子、金丸英一:安部尚之、マイトの熊:丸井太郎、八公:螢雪太郎、青木博士:北原義郎、自衛隊中部司令官:夏木章、県警本部長:大山健二、道路公団開発局長:伊東光一、道路公団地方課長:遠藤哲平、ホテル支配人:ジョー・オハラ、岡部:三夏信

(2006/12/05)

B0024DGNHA大怪獣空中戦 ガメラ対ギャオス [Blu-ray]
角川エンタテインメント 2009-07-24

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