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怪獣島の決戦 ゴジラの息子 (昭和42年・1967)

B000Z6XQGY怪獣島の決戦 ゴジラの息子 [DVD]
東宝 2008-02-22

ゴジラの赤ちゃん大奮戦!親子コンビで新怪獣と大決闘!
成功するか、混沌の島凍結計画!ここに怪獣人情絵巻展開!

 常夏の島"ゾルゲル島"を舞台に、教育パパ"ゴジラ"とゴジラ登場から13年目にして誕生した不肖の息子"ミニラ"が繰り広げる、擬人化された怪獣を漫画的に演出したファミリー向け怪獣映画
 福田純監督有川貞昌特技監督のコンビで製作された、前作『南海の大決闘』に続くゴジラ映画新路線第二弾。TBSと円谷プロの空想特撮シリーズ『ウルトラQ』、『ウルトラマン』(1966年)のテレビ放映によって巻き起こった空前の"怪獣ブーム"の最中に製作されたこの映画は、これまでのゴジラ映画と較べ、明確に「子供向け」を意識して作られた作品です。


ゴジラの息子 これまで一般向けであったゴジラ映画を内容(ストーリー)、怪獣親子の擬人化、ゴジラとミニラのユーモラスな造型など、完全にファミリー層にターゲットを絞り、子供達に受け入れられやすい作品に仕上げられています。"ミニラのデザイン"も当時の子供達に絶大な人気を誇ったマンガ『おそ松くん』(赤塚不二夫)に登場するキャラクター"チビ太"をモデルにしており、"ミニラ"という名前も、本編では使われていませんが、児童向け雑誌による公募により決定されています。
 この作品やこの後に続く一連の東宝特撮怪獣映画、"怪獣ブーム"に乗る形で製作された映画会社各社の怪獣映画(大映『ガメラ・シリーズ』、松竹『宇宙大怪獣ギララ』、日活『大巨獣 ガッパ』など)、テレビ番組(『マグマ大使』、『キャプテンウルトラ』、『ジャイアントロボ』など)により"怪獣ブーム"は更に加速することになりますが、子供をターゲットとした内容、児童向け雑誌等と連動した広告展開などによって子供達の間に"怪獣ブーム"が確立された反面、一般映画ファンには「怪獣映画は子供が見るもの。」というイメージを強く植え付ける結果になっていきます。

 モスラ以来の操演怪獣となる"カマキラス"、"クモンガ"の動き、そして擬人化の極致とも言える、雪降る中で寄り添いながら冬眠に入るゴジラ親子の情感溢れるラスト・シーンはこの映画の大きな見所です。又、前作と同様に人間側のドラマ部分は"南海の無人島"、"秘密裡に行われる大掛かりな実験"、"スクープ狙いに躍起になるフリー・ジャーナリスト"、ゾルゲル島に研究の為に移住した考古学者・松宮博士の娘で、博士の死後一人きりでゾルゲル島に暮らす"女性版ターザン、サエコ"(前田美波里)の登場など、冒険活劇として良く出来ており、なかなか楽しめる内容になっています。


[怪獣島の決闘 ゴジラの息子 - ストーリー]
 南海の無人島"ゾルゲル島"で将来的な食糧危機対策の一環として、気象コントロール実験『ゾルゲル島・シャーベット計画』が楠見博士(高島忠夫)を中心にした実験隊により行われていた。"太陽熱吸収合成放射能ゾルデ"を使った実験は悪用されると核兵器に匹敵する脅威と成り得る為に秘密裡に実行されていたが、どこで嗅ぎつけたのかスクープを狙うフリー・ジャーナリストの真城(久保明)が取材にやってくる。当然ながら取材は拒否されたものの、真城は隊の雑用係として実験に参加することに成功する。
 実験隊は実験に合う気候を待ち、いよいよ実験は開始されるが、突如発生した妨害エネルギーにより実験は失敗、ゾルゲル島は異常な高温に見舞われる。その結果、島に棲息していた"カマキラス"(オオカマキリ)などが巨大化してしまう。怪獣化した"カマキラス"達は妨害エネルギーの発信源から大きな卵を発見し、その卵を食べようとするが、それはゴジラの子供の卵であり、突如発生して実験を失敗に終わらせた妨害エネルギーは、卵が親ゴジラを呼ぶ信号だった。。。。


ゴジラの息子 ポスター.jpgスタッフ&キャスト
製作・・・・・・・・・・・田中友幸
監督・・・・・・・・・・・福田純
特技監修・・・・・・・・円谷英二
特技監督・・・・・・・・有川貞昌
脚本・・・・・・・・関沢新一、斯波一絵
音楽・・・・・・・・佐藤勝

ゴジラ・・・・・・・中島春雄、大仲清治
ミニラ・・・・・・・・マーちゃん

真城伍郎・・・・・久保明
楠見博士・・・・・高島忠夫
サエコ・・・・・・・・前田美波里
藤崎・・・・・・・・・平田昭彦
古川・・・・・・・・・土屋嘉男
森尾・・・・・・・・・佐原健二


(2006/01/14)

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comments

ゴジラファンには評価の低いこの「ゴジラの息子」だけど、僕は結構この映画好きなんです。
 先日遂にゴジラ・ファイナル・ボックスを購入してしまって、1作ずつ見てますが、やっぱり私的にはこの時期のゴジラが一番好きです。

  • あいあん
  • 2007年02月19日 21:46

実は、どうもミニラが好きになれなかったんですよね、当時。なんだか格好が悪くて。子供心には怪獣は格好よくなくちゃ。でも、よく考えたら「ゴジラの息子」というタイトルといい、ゴジラのカバゴンみたいなデザインといい、全体的に格好よく作ろうとしている映画ではないんですね。(笑)
とかいいながら、結構好きな映画です。初めて映画館で見たゴジラなので印象深いのかもしれません。(^^)

  • area 99
  • 2007年02月24日 17:45

私もどちらかと言えばミニラにはガッカリした方です。だいたいあのミニラがどうやったらゴジラになるのか、と。でも、周りでは結構受けてたような。そういう意味ではミニラの登場はゴジラ映画が子供向けファミリー映画へ一気に移行する上では大成功だったのでしょうね。
 そういえば、ファイナル・ウォ-ズで出てきたミニラはかなり可愛らしく作ってましたね。VSシリーズに登場したゴジラ・ジュニアはどうなったんだろう。。。

  • axis_009@管理人
  • 2007年02月27日 20:13

今から考えると、良くこんな映画を作ったな、というか、せっかくのゴジラ・シリーズを台無しにしかねない企画をよく進めたな、という映画ですね。

>一般映画ファンには「怪獣映画は子供が見るもの。」
その通りですね。1作目から順番に見て行くと、この映画で一気に子供向けに転換しています。エンターテインメント映画としてゴジラを楽しんでいた大人の客層も一気に離れてしまったんじゃないかと思います。併映作品が舟木一夫の『君に幸福を』だったと言うことですが、それとも客層がずれてるし。

  • 氷川
  • 2007年07月10日 00:52


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