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2007年02月18日

日本沈没 (昭和48年・1973)

日本沈没日本沈没
小松左京 橋本忍 森谷司郎
東宝 2003-09-25

沈む帝国、焼ける大和、日本民族の行く末は?

 作家・小松左京が9年間の月日をかけて書き上げ、オイルショック(石油危機)、ノストラダムス・ブーム(世紀末ブーム)、超能力ブームの最中の1973年に発表、小松左京の代表作となると共に日本にSF(サイエンス・フィクション)を浸透させる切っ掛けにもなったベストセラーSF小説『日本沈没』の映画化。(第27回日本推理作家協会賞受賞。第五回星雲賞長編部門賞受賞。)
 科学考証に原作者の小松左京他、各分野の専門家を集め、架空の物語ではなく実際に起こりえる現実として日本という美しい島の最期を描いています。


 小松左京作『日本沈没』は刊行後に徐々に売り上げを伸ばし、まず連続ラジオ小説化されてさらに人気に火がつき、原作が刊行された段階で直ちに映画化権を取得していた東宝が僅か4ヶ月で撮影完了し、その年の年末に正月映画として公開(1973年)。そしてその映画の大ヒットに伴いテレビドラマ化(小野寺:村野武範、阿部玲子:由美かおる)、劇画化され、日本中に一大"日本沈没ブーム"を巻き起こして空前の大ベストセラー小説となりました。
 『日本沈没』の原作のテーマは「日本人が故郷を失って流浪の民になったら」というところから始まっており、そこから日本列島の沈没をいうアイディアに繋がっていったようです。そうした部分は映画にもしっかりと反映されており、日本民族の政治的、思想的な部分まで踏み込んだ奥深い要素まで含んでいます。
 また、小説『日本沈没』発表後から構想のあった、元々小松左京が考えていたテーマである「難民になった日本人のその後」に加え「地球の寒冷化」を重要なテーマにおいた第二部『日本漂流(仮題)』は長らく執筆されていませんでしたが、2006年のリメイク作品制作(設定の変更により本来の深いテーマ性は薄れ、リメイクというより日本列島の沈没という題材だけが共通の別作品と言っても良い内容になっています)に合わせて小松左京、谷甲州共著で『日本沈没 第二部』として刊行されました。

 怪獣、宇宙人などが登場しない特撮映画『日本沈没』での最大の見せ場である都市壊滅シーン(建物の倒壊、炎上、そしてその他の大規模災害など)の主役は精巧に作られたミニチュアとそれまでの歴史の中で積み重ねられてきた特撮技術。しっかりとした科学考証に加え、リアリティーのある特撮映像によって観客の臨場感はより高められ、映画『日本沈没』のヒットに多大な貢献をしており、この映画のヒットにより低迷していた特撮映画が復権。東宝は続いて『ノストラダムスの大予言』(昭和49年・1974)、『東京湾炎上』(昭和50年・1975)、『地震列島』(昭和55年・1980)などの映画を次々と制作、特撮パニック映画大作を営業戦略上のメインにおいた路線を敷くことになります。


[日本沈没 - ストーリー]
 小笠原諸島の無人島が突如として海に沈んだ。田所博士(小林桂樹)は調査のため深海潜水艇"わだつみ"で深海へ潜るが、日本海溝深くで異常な乱泥流を目撃する。田所博士は日本列島の殆どの部分が沈没することを予測し、山本総理(丹波哲郎)が召集した議会で異常を訴える。
 その後次々に日本列島を災害が襲い、東京大地震により関東は壊滅。政府は変人扱いしていた田所博士の予測を重く受け止め日本民族の日本列島からの脱出作戦"D計画"を発令する。しかし、田所博士の予測より沈没の時期が早まり、まず四国が沈没を始める。日本民族の長い流浪の旅の始まりだった。。。。


%E6%97%A5%E6%9C%AC%E6%B2%88%E6%B2%A1poster.jpgスタッフ&キャスト
製作・・・・・・・・・・・田中友幸、田中収
監督・・・・・・・・・・・森谷司郎
特技監督・・・・・・・中野昭慶
原作・・・・・・・・・・・小松左京
脚本・・・・・・・・・・・橋本忍
音楽・・・・・・・・・・・佐藤勝

田所博士・・・・・・・・小林桂樹
小野寺俊夫・・・・・・藤岡弘
阿部玲子・・・・・・・・いしだあゆみ
幸長助教授・・・・・・滝田裕介
中田一成・・・・・・・・二谷英明
邦枝・・・・・・・・・・・中丸忠雄
片岡・・・・・・・・・・・村井国夫
結城達也・・・・・・・・夏八木勲
山城教授・・・・・・・・高橋昌也
吉村秀夫・・・・・・・・神山繁
渡老人・・・・・・・・・・島田正吾
山本総理・・・・・・・・丹波哲郎
竹内教授・・・・・・・・竹内均(東大教授・本人役)


4094080651日本沈没 上 小学館文庫 こ 11-1
小松 左京
小学館 2005-12-06

409408066X日本沈没 下 小学館文庫 こ 11-2
小松 左京
小学館 2005-12-06

4093876002日本沈没 第二部
小松 左京 谷 甲州
小学館 2006-07-07


4041305225日本以外全部沈没―パニック短篇集
筒井 康隆
角川書店 2006-06

 1960年代から1970年代に書かれた筒井康隆のシニカルな視点、ブラック・ユーモア満載の短編集。表題作は当時一大ブームを巻き起こしていた小松左京『日本沈没』に対して「日本以外の陸地が全て沈没してしまったら」というパロディ作品。「農協月へ行く」「アフリカの爆弾」他収録。


(2006/08/27)

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2007年03月10日

エスパイ (昭和49年・1974)

エスパイエスパイ
小川英 福田純 藤岡弘
東宝 2004-09-25

四次元からの人類抹殺命令!
1千万人に1人の超能力スパイが展開する驚異のSFアクション!!
激突するスーパー超能力!世界を制する超能力者、その名はエスパイ!
壮烈・華麗に展開するスペクタクル巨編!

 『日本沈没』の大ヒットにより復権した東宝特撮映画が『日本沈没』公開の翌年に再び小松左京原作のSF小説を映画化。派手なアクションと華麗な超能力の影に隠れた、超能力を持つ者だけが知る悲しみを描いた異色SF作品。


 超能力者を集めて組織された国連の秘密組織・国際超能力機構"エスパイ"(エスパー+スパイ)と、同様に超能力者で構成され、各国の要人を暗殺して国際紛争を巻き起こそうと暗躍する敵組織"逆エスパイ"とのテレポーテーション(瞬間移動)、テレパシー(遠感)、サイコキネシス(念力)、クリアボワイヤンス(透視)などの超能力を駆使した東西冷戦下での超能力対超能力戦。昭和49年(1974年)、スプーン曲げのパフォーマンスで有名なユリ・ゲラーの来日など"超能力ブーム"のピーク時に公開されたSF超能力アクション映画です。

エスパイ ゴジラ・シリーズにおいては数々の悪条件の中で(低予算、子供映画への転換期など)何とか作品を仕上げるものの、良くて「異色作」「問題作」などと評価され(悪くて「駄作」「失敗作」など)、ゴジラ映画の監督としては分の悪い福田純監督作品。スパイ映画製作の実績もあり、本作の様なサスペンス、アクション物は得意の分野である筈なのですが、原作、及び脚本の問題なのか、ストーリー展開、アクション等の演出にも切れが見えず、敵役の若山富三郎演ずるウルロフの幼児期の悲惨な体験などの設定も精神的な部分での掘り下げ方が甘いため、"愛ゆえの超能力"、正義のエスパイ側との対比も薄くなるばかりか、人間ドラマと娯楽作品の何れに重点を置いて描きたいのかが中途半端。人間ドラマとしての感動も無く、娯楽作品としての爽快感もありません。その上、エスパー映画として観客が一番期待するであろう部分、肝心の超能力を描写する特撮シーンの稚拙な表現もあり、福田純監督はここでも「異色」なだけの作品を作り上げてしまっています。
 冒頭に書いたような"超能力を持つ者だけが知る悲しみ"が物語の柱として最後まで描きる事が出来れば冒険活劇映画の佳作と成り得た可能性があったものの、結局"最後に愛は勝つ"的なラストも尾崎紀世彦の熱唱するテーマ曲"愛こそすぺて"と合わせて陳腐。(これは間違いなく原作と映画化での方向性の問題。)

エスパイ 藤岡弘 & 草刈正雄 小松左京原作の映画では『日本沈没』(森谷司郎監督)、『復活の日』(深作欣二監督・角川映画)などのヒット作もありますが、本作『エスパイ』は『さよならジュピター』(総監督:小松左京、監督:橋本幸治・1984年)と並ぶ失敗作。元々原作の『エスパイ』(1964年発表)自体が大して面白い小説でもなかったのにもかかわらず、当時人気のあったスパイ映画"007/ジェームズ・ボンド・シリーズ"(『007/黄金銃を持つ男』1974年)、そして"超能力ブーム"と前年から続く"日本沈没ブーム(小松左京ブーム)"に合わせて引っ張り出されたようなところもあり、最初から期待薄の映画だったのかもしれません。しかし、物語の題材、コンセプトには充分面白くなる要素が多々あり、思い切って原作を離れて設定だけを生かしたオリジナル脚本で完全な娯楽作品にしてしまった方が良かったのではないかとも思える作品です。(小松左京が許さない可能性が高いのですが。。。)

 あえて見どころを書けば、『日本沈没』に続いて小松左京原作に連投の藤岡弘の熱すぎる演技、若き草刈正雄の二枚目ぶり、こうした特撮物でも変わらぬ安定した重厚な演技を見せる若山富三郎、そして公開当時に最も話題となった由美かおるが催淫剤によってランジェリー姿の胸を露わにしてセミヌードを披露する官能的なシーン等。エスパイのボス・法条を演じる加山雄三のキャスティングは疑問が残るところです。


エスパイ ポスタースタッフ&キャスト
製作・・・・・・・・・・・田中友幸、田中文雄
監督・・・・・・・・・・・福田純
原作・・・・・・・・・・・小松左京
脚本・・・・・・・・・・・小川英
音楽・・・・・・・・・・・平尾昌晃、京建輔

田村良夫・・・・・・・・・藤岡弘
マリア・原田・・・・・・・由美かおる
三木次郎・・・・・・・・・草刈正雄
法条・・・・・・・・・・・加山雄三
ウルロフ・・・・・・・・・若山富三郎
巽五郎・・・・・・・・・・内田勝正
バルトニア首相・・・・・・スティーブ・グリーン
サラバッド・・・・・・・・岡田英次
寺岡・・・・・・・・・・・睦五郎
ゴドノフ・・・・・・・・・ジミー・ショウ
国連調停委員A・・・・・・ロジャー・ウッド
国連調停委員B・・・・・・アネスト・ハーネス
P・B・・・・・・・・・・・アンドリュー・ヒューズ
アブドウラ・・・・・・・・・・・ウイリー・ドーシー
ボール・・・・・・・・・・・山谷初男
逆エスパイA・・・・・・・・・・・ロルフ・イエッサー
逆エスパイB・・・・・・・・・・・ゲルマル・ライナー
逆エスパイC・・・・・・・・・・・フランツ・グルーバー
逆エスパイD・・・・・・・・・・・バート・ヨハンソン
バルトニア首相秘書・・・・・・・・・・・デュケネ
バルトニア首相護衛官・・・・・・・・・・・ギンター・グレイブ
特別機機長・・・・・・・・・・・ロバート・ダンハム
特別機副機長・・・・・・・・・・・ヘンリー
少年時代の三木・・・・・・・・・・・ジュリー・クラブ
少女ジュディ・・・・・・・・・・・ケリー・バンシス

小松左京 エスパイ


(2007/07/05)

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