ゲゾラ・ガニメ・カメーバ 決戦!南海の大怪獣 (昭和45年・1970)
![]() | ゲゾラ・ガニメ・カメーバ 決戦 ! 南海の大怪獣 久保明 本多猪四郎 小川英 東宝 2005-06-24 |
東宝が特撮怪獣映画の原点回帰を狙って製作した意欲作。カミナリイカをベースにしたゲゾラ、カルイシガニがルーツのガニメ、マタマタガメをデフォルメしたカメーバ。実在の生物をモデルにした怪獣達のリアリティのある操演が見事!円谷英二の名がクレジットされた最後の作品です。
[ゲゾラ・ガニメ・カメーバ 決戦!南海の大怪獣 - ストーリー]
セルジオ島に不時着した木星探査用ロケット・ヘリオス7号には地球征服をたくらむアメーバ状の宇宙生物が潜んでいた。宇宙生物はセルジオ島の生物に憑依し巨大化、"ゲゾラ"となって島を襲撃する。カメラマンの工藤(久保明)は生物学者の宮(土屋嘉男)、島の開発会社社員アヤ子(高橋厚子)、そして正体を隠した産業スパイの小畑(佐原健二)らと共にセルジオ島近辺で目撃された謎の巨大生物の正体を確かめるため島へ向かう。人間の意識までをもコントロールしてしまう宇宙生物に対し、宮は、"ゲゾラ"が火に弱いことを発見してゲゾラを倒すが、死んだゲゾラから抜け出した宇宙生物は、次に亀や蟹に取り付き怪獣化、"ガニメ"、"カメーバ"となり人々を襲う。コウモリの出す超音波で怪獣たちを操っていた宇宙生物のコントロールを妨害することが出来ることをつきとめた工藤達は、島民と共に宇宙生物への必死の反撃を開始する。。。。
【スタッフ&キャスト】
製作・・・・・・・・・・・・田中友幸、田中文雄
監督・・・・・・・・・・・・本多猪四郎
特技監修・・・・・・・・円谷英二
特技監督・・・・・・・・有川貞昌
脚本・・・・・・・・・・・・小川英
音楽・・・・・・・・・・・・伊福部昭
ゲゾラ・・・・・・・・・・・・中島春雄
工藤太郎・・・・・・・・・久保明
星野アヤ子・・・・・・・高橋厚子
宮恭一・・・・・・・・・・・土屋嘉男
小畑誠・・・・・・・・・・・佐原健二
島の若者・リコ・・・・・佐藤宜丈
その恋人・サキ・・・・・小林夕岐子
祈祷師・オンボ・・・・・中村哲
調査技師・横山・・・・・当銀長太郎
調査技師・佐倉・・・・・大前亘
週刊トピックス編集長・・・・・堺左千夫
アジア開発宣伝部長・・・・・藤木悠
(2006/02/05)
- by axis_009











comments
ゴジラ・ファイナルウォーズで海岸にうちあげられて死んでいた怪獣、ガメラをイメージしてるっていう人もいましたが、この映画のカメーバですね。
この映画は小学生の頃に1度しか見ていませんが、怪獣があまり格好が良くなくて楽しめなかった思い出があります。やっぱり怪獣は格好良くないと。ゴジラも出てこないし。(笑)
>>やっぱり怪獣は格好良くないと
怪獣の操演は素晴らしいんですけど、このへんは重要ですよね。ただ、子供の頃とは違って大人になってから観ると、こういうグロテスクなデザインの方が怪物としてのリアリティーという面では面白味があるような気もします。
この時期の特撮映画はマンネリ打破などの面から、海外との合作企画なども含め、試行錯誤した奇想天外なストーリーと画期的な(?)面白い設定を持たせてるんだけど、微妙に物語が破錠しかけている(している)作品も多くて。。。。
でも、だから「ダメ」っていうわけでもなくて、私なんかはそのダメさ加減をを反対に面白がって観ていたりするんですけどね。^^♪
この映画の見どころは怪獣の操演だけではないかと。予算の問題なのか、この時期の東宝特撮は詰めの甘い部分が多いというか、せっかく良い部分があるのにストーリーが良くない、とか、演出が淡白、とか、傑作になる要素はあるのに惜しい映画が多いような気がします。